2003-01-01から1年間の記事一覧

「暑い、暑い!」は許す

金がないないといって騒ぐ連中は、一体何にそんなに金をかけているんだ?と、よく考える。もちろん、車と旅行とファッションと家電にお金をつぎ込めば、月に15万円で足りないことはわかる。わかるのだけれど、頭が疲れてくると、他人の愚痴がだんだん許せなく…

ビットマップフォントが好き

pd pc

たまに他人の PC を触る場面があって、このときにフォントがアンチエイリアスのかかった表示になっていると、どうもやりにくい。ビットマップフォントの方がずっと見やすい、と私は思う。だからといって勝手に設定を変更すると、元に戻すのをついつい忘れて…

2003週刊文春ミステリーベスト10

週刊文春 2003年12月25日号 「このミス」の倍以上の回答者数を誇る、歴史あるランキングが本日発表されました。 国内編 「クライマーズ・ハイ」横山秀夫 「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶午 「グロテスク」桐野夏生 「重力ピエロ」伊坂幸太郎 「終…

寂しいレンタル日記

低機能で有名なさるさる日記にひとついいところがあるとすれば、コミュニティーはたしかに用意されているのだけれど、あえてそこから隔絶した、コミュニティーを無視した運営をすることもできるということではないか。 最初からコミュニティーが存在しないわ…

ウェブログサービス雑感

海外のウェブログツールが大々的に紹介されはじめたとき、日本には tDiary がある! という反論が多くあった。なるほど、tDiary は素晴らしいツールだ。しかし、IT 企業は tDiary には反応しなかった(少なくとも IT 系のマスコミが tDiary で雑誌の特集を組…

靴の値段

東京へ出てからしばらく、1足しか靴を持っていなかった。靴を洗うときはサンダルを履くのだ。最初の靴は案外早くにヘタってしまったので、前の靴を買ったのは昨年のことだったと思う。その靴が、ろくに歩いてもいないのに、もう磨り減った。通勤の朝夕でせい…

犬を飼う

先日、出張のついでに実家へ帰ったときに、母が「犬を飼いたい」といっていた。私が大学を卒業して社会人になり、浪人生だった弟が大学生になり、同時に子どもが二人とも家からいなくなってしまったので、手持ち無沙汰になったらしい。この2年、庭いじりにた…

意見の対立、交換、理解

意見の対立には、いくつかの段階がある。 お互い、相手の主張が理解できない 一方が他方の主張を理解した(が賛同できない) 双方が相手の主張を理解した(が賛同できない) お互いに理解不能の場合、双方が相手の意見を全否定することになりがちだ。これで…

箱庭のような世界を好む

私が純文学を好かない理由はハッキリしないのだけれど、とりあえず、(私にとって)どうでもいい描写の中に物語を回転させる描写が埋もれてしまっているようなのは困る。私のように読むのが遅い人は、じっくり読んでいるわけではなくて嫌でも時間がかかって…

化石の森

新潮社は数十年前より不定期に純文学書下ろし特別作品を刊行している。箱入りの上製本で、本体が布で装丁されているのが印象的。いかにも高級な感じなのだ。私は純文学にあまり興味がないので、筒井康隆「敵」くらいしか読んだことがない。ひょっとすると、…

どうしてWindows標準添付のソフトは実用的な進化をしないの?

pd pc

マイクロソフトは毎年1千億円以上の人件費をかけてソフトウェアの開発を進めているのだそうだけれども、だったらどうしてメモ帳が秀丸エディタに進化しないのだろうか。Explorer が 2xExplorer や ViX にならず、クイック起動がぷちらんちゃにならず、Intern…

魚の骨

朝食でのどに魚の骨が刺さって酷い目にあった。通り過ぎれば刺さらない(刺さっても気付かないのか?)。もっと手前にも刺さらない(これはたぶん確実)。なぜ、喉なんていう微妙な位置に刺さるのか。昼食を苦痛のうちに済ませ、保健室へ行く。いつも心配をか…

このミステリーがすごい! 2004年版 海外編ベスト20

このミステリーがすごい! 2004年版 海外編は新刊が文庫で出ることが多いのが嬉しい。ランキング上位の作品はハードカバーが多いのですが……。私の場合、海外編についてはIN☆POCKET11月号を参考にしています。毎年11月号の特集は文庫の翻訳新刊だけを対象にし…

このミステリーがすごい! 2004年版 国内編ベスト20

このミステリーがすごい! 2004年版 私は小説に関しては「このミス」と趣味があっているので、98年版以降、毎年買っている。それ以前は小遣いが月に500円程度だったから、本を買うことはなかった。図書館にはずいぶんお世話になった。全頁読んだ本(という縛…

バルーンを無効に

pd pc

WindowsXP について書きます。タスクバーなどから吹き出しのような形のメッセージを出すアプリケーションがあります。いつも勝手に立ち上がってくるのが嫌ですよね。これは基本的に各アプリケーションが独自に表示しているものではなく、WindowsXP の「バル…

小さな文字サイズへの恒久的対処法

日記 2003年12月 どうでもいいけど,blog方面は読みづらいデザインのサイトが多いなぁ,という印象。特に,字を必要以上に小さくしてるサイトが多い。どうか皆さん,字の大きさはデフォルトのままでお願いします。私からのお願い。いちいち[Ctrl]+[+]で字を…

靴下の値段

このところ靴下が続々と退役時期を迎えていて、今朝、とうとう穴なしのは1足きりになってしまった。仕方ないので、買い足すことに。財布の中身が心配な時期でもあり、いくらくらいするものかと人に訊ねたら、「1足500円くらいだよ」というので安心して家を出…

目覚まし時計が電池切れ

多忙につき、次回更新は29日の予定。なんてことを書きたかったわけではなくて、さっき、時計が止まっていることに気付いた。電池の余裕もない。ふだん、どういうわけだか目覚まし時計が鳴る直前に目が覚めている。だからたぶん大丈夫なんだろうけれど、やっ…

素人レベルのプロ

最近は町工場レベルの中小企業でも独自ドメインでWebサイトをもっているケースが増えてきた。私は研究部門にいるので、試作品などをそうしたところから探すわけだけれども……。いやー、我が社のサイトもほめられものではありませんが、商用サイトといってもレ…

Google 八分を誰が期待しているのか

人々は「Google八分」を待ちわびている そうなんだろうか? essaさんの記事がなぜこれほど話題になったのかと考えたら、やはりGoogle八分の刑は怖い、嫌だ、あってはならないことだ、と考える人が多かったということなのではないか。私は、人々は基本的には、…

JavaScript のご利用は柔軟に

ところで、私はいつもJavaScriptをOFFにしているので、私は自分のサイトを製作者CSSなしで見ています。当サイトの用意しているCSSはオマケであって、必要としない人にはファイルを読み込ませる必要がないものです。JavaScriptなしには製作者CSSが適用されな…

無料サーバの底力

巨大なアクセスを誇るサイトの場合、いくつかの無料サーバと同程度のサービスを有料サーバで実現しようとすると、たいへんな出費が必要になる。なぜ無料サーバが巨大な転送量に強いケースがままあるのか? 以下、問題を単純化して説明する。無料サーバは広告…

「直リンク禁止」の不思議

はうっ 平素は、弊社サーバーをご利用いただきましてありがとうございます。intro.swfの転送量が1日で450MBと、ネットワークに多大な負荷をかけております。至急ご対策の上お問い合わせフォームよりご連絡ください。なお、3日以内にご連絡をいただけない場…

少数/多数は相対的に決まる

テキストサイトがマイノリティであることを忘れてしまいがちになるのはすごく危険なことなのではないかと思われ。私も時々忘れてて、仲の良い同僚とかとネットの話をしていたりしているとき、その子がインターネットをよくする子なのにも拘らずテキストサイ…

トリビアの泉、過去のトリビアの一覧

pd tv

とにかくトリビアの泉 トリビアの泉の探し方 トリビアの泉 ファンサイト トリビアの泉・放送リスト フジテレビの公式サイトには、過去のトリビアの一覧はない。当然である。そんなことをしたら、本の売れ行きに響くからだ。 と、いうわけで、アクセスアップ…

WinIE は「フォントサイズ固定」を解除できる

技術評論社の「Web Site Design Vl.9」が発売され、私のところへ図書券が送られてきました。「読者の声」欄に感想が採用されると1000円分もらえるみたい。あ、本名で出てるので、書店で見てもどれが私の感想なのかわからないと思います。ところで、森田雄さ…

文化侵略としてのフラッシュ・モブ

大規模ネタオフとFlash mobsってやっぱり違うの? 東京のフラッシュ・モブ(日本語公式サイト) 東京のフラッシュ・モッブ(参加者レポート) 大規模ネタオフとFlash mobsの最大の違いは、マスメディアに「インターネット発のムーブメント」として、詳細がき…

高村薫を読んでグッタリ

ちょっと読書に疲れました。私にはたぶん高村薫は高尚すぎるんだと思う。たいていの小説は50ページ我慢して読み進められれば楽しくなってくるのだけれど、高村薫はその先でも何度も「ちゃんと読むのが面倒くさい病」が頭をもたげてきて困った。Amazonの書評…

トリビアの泉に筒井先生が出演

pd tv

筒井康隆の「ベティ・ブープ伝」を読んだのは何年も前のことで、内容などほとんど覚えていない。にもかかわらず、どこかの会社のADSLのCMでベティさんが登場しているのが視界に入った途端に、まじまじと10数秒間画面を凝視してしまった。毎年たくさんの文章…

私は、つまらない悩みを解消するという意図も込みで、著作権を主張しませんという宣言をしています。三宅さんがおっしゃるように、WWWで著作権を厳密に保護するのは困難であり、まじめに取り組むと労多くして実り少なしという現実に悩まされることになります…