海外体験

最初で最後の海外体験は、高1の夏にいったアメリカ西海岸のサンブルーノ市での短期交換留学です。ロータリークラブ主宰の企画で、夏休みを10日くらい使っていろいろ見学させてもらいました。私がアメリカへいってしったことといえば、銀行の金庫が案外ちゃちで、バーナーを使ったら簡単に焼ききれそうだったこと、市議会議員が5人しかいないこと、市長さんが明るい性格の口ひげおじさんだということ、市役所員が消防署員よりも少ないこと、スーパーマーケットが閑散としていること、土地が有り余っているにもかかわらず少なからぬ人間がウサギ小屋に住んでいること、アイスホッケーの試合会場には敵方の応援団がいないこと、野球場の応援席は敵味方に分かれていないこと、夏にもかかわらず水が冷たいこと、それでも夏だからといって泳ぐ人がたくさんいること、泳がない人々は泳ぐ人々をクレイジーだといって馬鹿にしていること、高速道路は無料だが、観光地ではつまらないものにもお金を取られること、小学校がプレハブ小屋であること、高校の壁が落書きだらけで、廊下にはゴミが散らばっていること、高校より小さい大学がいくつもあること、入管のおばちゃんはパスポートの写真しか見ていないこと、街路樹が手入れされずに枯れていること、ロータリークラブの会合にジーパン姿でやってくる人が何人もいること、話ベタなアメリカ人はいっぱいいるということ、飛行機の整備士の仕事がいい加減であること、太った人が多いこと、外食は案外高いこと、などなど。案外、覚えているものですね。