2003-05-09から1日間の記事一覧

パナウェーブ問題:教祖の寿命

パナウェーブの教祖は、本人の見立てではもうすぐ命が尽きるらしい。予言通りに彼女が帰らぬ人となれば、多勢の人が助かるわけだ。いい加減な奇跡とやらで健康を回復することなく、本当の奇跡を起こして予言通りに病気で亡くなってしまうのが、みなのため(…

パナウェーブ問題:恣意的な法運用は努めて慎重に

白ずくめ集団反対の「村民会議」 「目的地」の大泉村 迷惑防止条例の適用範囲拡大でパナウェーブに対処しようという動きもある。具体的な被害をもたらす迷惑行為がないのに、これを取り締まろうとするのはおかしい。だが、みんなが白装束は怖いと思うなら、…

パナウェーブ問題:多数派の暴虐を恐れる

正義のためなら無法も許される、という議論がある。たしかに法律の運用には、一定の弾力性が社会的に認められる場合がある。問題は、無法を支える正義が明らかでないということにある。多数派の意向次第で少数派が抹殺されかねない危険思想が根底にある今回…

パナウェーブ問題:異常なら人権を制限できるのか

違法行為を取り締まるのはよい。パナウェーブ研究所のメンバーを駐車違反などの容疑で逮捕するなら話はわかる。有事に備えて警官を配備するのも正しい対策だろう。 パナウェーブのような変な連中を怖がる住民たち。その気持ちは理解するけれども、地方自治体…

パナウェーブ問題:亡国の足音

白ずくめ集団 カルトの信者は人権が制限されても仕方ないという産経新聞はいつも通りの報道姿勢なのだが、朝日新聞までパナウェーブに対する人権侵害を事実上支持している。朝日新聞が守ろうとするのは、記者の理解が及ぶ範囲内で行動する人々の人権だけだと…