「需要を掘り起こす」のは「くだらないこと」ですか?

書きたいことがないのでブログを開設する必要性がないという点がブログユーザー拡大に向けての一番の壁になっているようだ。ブログを書きたくなる動機面でのきっかけづくり、啓蒙活動が必要になってくる」。くだらねー。くだらなさすぎ。そんな奴らを引っ張り出す理由ってなに?なんのために普及させんの?技術的な壁があるとの結果であれば、その障壁を取り除く努力が必要なのはわかるが、「書きたいとも思わん」と言っている人を無理に引き出してどうする。国民総ブロガーにしないと気がすまないんですか。
営業の経験がない方は、すぐにこういうことを言い出すので困る。いい物を作れば売れる? それほど単純なら営業担当もいくらか楽になるわけで。
ブログは嗜好品、必要なものじゃない。だから、ネットユーザ7000万人のうち、カフェスタなどを込にしても高々500万人しか利用していない。現時点でブログをほしいと思っている人に対して、「うちのブログは使いやすいですよ」とアピールするよりも、新しい層を開拓した方がいい。ブログを複数試して、気に入ったものを一つだけ残す……なんてこと、ほとんどの方はやってないでしょう? 圧倒的多数の初心者層は、ここで始めようと決めたら、よほどのことがなければ移転しません。飽きて放置して、別のところで復活する場合だって、せっかくひとつの経験を積んだのに、それを必ずしもきちんと活用しない(……と、資料もなしに勝手に語ってみる)。
アメーバブログのスタッフが書いた本「時代はブログる!」が、ブログは「楽しい」と主張し、「あなたも人気者になれる!」と煽るのは、少なくとも商売としては決して間違ってはいない。まったくの嘘をいっているわけではないのだし、紹介されている事例もホンモノなわけで。商売って、そういう面があるものでしょう? 客に強制はできないのだから、無理に引き出してなんて書き方をするのはおかしい。「興味を喚起し、需要を掘り起こす」といってほしいなあ。
私は業界人ではありませんが、言いがかりは言いがかりだと指摘したい。どうもブロガーには自分の商売を棚に上げて他人の金儲けの足を引っ張りたがる人が多いので気になります。