ジャパンカップの思い出

ジャパンカップ、今年も騎手買いが正解だった、と。この秋最強のデットーリが騎乗するファルブラヴが勝ち。昨年のペリエといい、今年のデットーリといい……。それはともかく、2着のサラファンに騎乗しているナカタニって誰? ジャパンカップ、今年も大荒れということで。日本馬どうしたー。残念。あ、中山競馬場、2Rでアカイスイセイが勝ってる。
私は競馬には疎い(一度も馬券を買ったことがない)のですが、2000年のジャパンカップは印象に残っています。塾講師の仕事の研修で副教室長の車に揺られて田舎の町までいったわけですよ。その帰り道、あー、やっと地元にたどり着いたぞという辺りでジャパンカップのラジオ中継が。ワーワーという割れるような大歓声がマイク越しにも伝わってきて、アナウンサーが何をいっているのかも私にはよくわからない。
赤信号でほっと気が抜けたところで、ズダーンとレース開始。何も買っていないのに、ここから先はとにかく興奮していたという記憶しかない。

「競馬に絶対がありました! テイエムオペラオーテイエムオペラオー
ほへー、と私はもうすっかりよくわからない感動に包まれていたのですが、車中は判定になった2着に大注目。
メイショウドトウ……メイショウドトウ2着」
後はもうワーだのギャーだの、みんな喜びまくっていたわけで。当たった、ということみたいです。でも、私は何のおこぼれにもあずかれませんでした。
もうひとつとりとめのない話題。大学時代に地元の演劇祭で「サクラパパオー」という舞台を見たことがあって、競馬ってのは脇で見ているだけでも面白いなあと思ったものでした。